● 石破総理が退任することになって、新しい自民党総裁を決めるために総裁選挙が始まりました。現在、立候補予定者数人が決意表明しています。同じ党内でも派閥を解消したとはいえ、それぞれ大きな後ろ盾がいなければ立候補すら厳しいようですから事実上、派閥が生きているということです。
●参院選挙でも昨年の総選挙でもそのさなか物価の高騰は続いており、我々、庶民は買い物のたびにがっくりし、嘆いて、怒りがわいてきます。日本のどこかで「物価値上げ反対!」「解散・総選挙で出直しを」などやったとの報道は聞こえてきません。 なんとおとなしい日本人なのだろうとこれまた不思議な感触をしています。
●野党はこのような緊急事態でも声を上げることはなく、総裁選を横目で見ているだけです。総選挙準備でポスターまで刷新している党もあります。やっと手に入れた備蓄米も底をつき、一番安いブレンド米5キロを買いました。税抜き3,280円 それに消費税8%で3,542円でした。新米も並んでいますが、手が出ません。消費税は税金ですが、食料品に消費税、それも政府の政策上のミスでコメの流通経費や減反政策、消費の見通しなど甘く、コメの高騰を引き起こしたと、小泉大臣が認めたはずです。 少なくとも主食であるコメは消費税なしにするとか、お米券を配るとか2年連続のコメの高騰に対策を打つべきでしょう。
●何をやるにも問題をややこしくして、一度決めた消費税は絶対下げない、やめないとする 政府自民党や公明党は政権運営の資格はありません。 2回の選挙で連続、自公政権にノーがでているいまの政権は信頼を失っています。 今度また、表紙を変えたところで、情勢は変わりません。総裁選挙立候補の皆さんの抽象的な個人的な思いより、目の前にある緊急問題を第一に解決するのが政治家というものです。それぞれ高額な議員報酬を得ていることを忘れないでもらいたい。それはすべて国民の血税ですよ。