ノベルズはすでに外部から資金と、役員の派遣、両面で経営再建途上にあります。12月16日の団体交渉で、組合からの度重なる「寒冷地手当」支給を要求し、交渉しましたが、会社側は「畜産市場の動向みながら、社員の意見をよく聞き、経営に反映させることを前提に来年度(25年1月から)は一定の見通しをもって検討する」と、今年の支給は眼中にないとの回答でした。
何度も主張するまでもなく、今や、日本の物価は異常な高騰が続いており、コメ、燃料、食品などすべてで値上げ状態で、「打ちこわし」や「一揆」など昔の日本人は実行していただろうと思いをはせざるを得ない危機的状態です。政府でさえ、石破総理自ら「物価高を上回る賃上げ」をと、一応は言わざるを得ない切羽詰まった発言をしていますが、空回りしているのが実情です。 賃上げは労使が決める事案であり、尻を叩いたところで、経営側は「うちはうち」で生活を圧迫する労働者に全部しわ寄せをしても「仕方がない」というだけで、本当にやる気を感じられません。
1月に大統領に就任するアメリカのトランプ氏、彼の周辺は選挙勝利に貢献した富豪を多く要職に就かせる考えです。 日本でも今、団体献金禁止について与野党が割れていますが、金とその力で政治や経済が支配され、労働者は収奪される対象にしかなりません。世界は貧困や階層分化がますます進み、危うい世界にならないか懸念されます。
ノベルズの役員構成は延与社長以外の役員は交代し、旧態依然の経営にブレーキがかかった事実が唯一の救いかもしれません。