会社の閉鎖も危ぶまれていたノベルズに外部資本の導入と新しい役員が配置されてから2年目、やっと世間並みの回答が出されました。
13日の団体交渉には会社側3人、組合側5人が参加しました。労働者は数が力、仲間の応援に休みを利用して団交に出席しました。会社は会社の事業回復のためにも「気持ちを示すことが大事、やるべきだろう」との結論になったそうです。物価高騰の嵐に中にあってノベルズは時間給で10円、20円の賃上げで生活ができないとこの間、組合からも退職者が出ていました。新しい役員を中心に内外の厳しい情勢と向き合うしかなかったでしょう。
退職金制度がない問題はノベルズに労働組合が結成された一番の理由でもあり、労働委員会や中央労働委員会にまで提訴する争いでもありました。 ノベルズ創業者の現社長のもとで外部資本と役員が入ることで、やっと、刷新することができた労働者の当たり前の要求が実現されようとしていることは分会長も喜ぶしかありません。
ノベルズのV字回復を社員(労働者)一丸となって奮闘することでしょう。