ロシアのウクライナ侵略によって、日本はじめ、世界中に物価の高騰の波が押し寄せてきています。日本はいまのところ、物資が不足する事態にはなっていませんが、諸物価の値上がりは買い物のたびに悩まされます。 問答無用に物の値段は上がりますが、労働者の賃金や年金など収入は抑えられ、各種税金は今まで通り。これでは支出の方が上回り、財布と相談する毎日です。
一方、日本は参院選の真っ最中、物価の高騰対策で消費税減税や廃止を主張する政党はありますが、物価の高騰の諸要因についてほとんど口にしません。賃金を上げるとは言うものの、なぜ値上がりするのか、なぜ抑えられないのか、なぜ、世界中が同時に同じ状態なのか、経済政策のはたん、コロナ対策が不十分などなど、力を入れて政府を追及はするが、具体策は示していません。
有権者・主権者である国民の物価値上げへの抗議やウクライナ戦争反対・終結を求める国民的な世論と運動が皆無なのも気がかりです。
よくよく考えて投票したいものです。