アメリカのバイデン大統領はプーチン大統領のことを「キラー」だと何度か口にしていました。それが現実になっています。
昨日の参院の予算委員会で野党議員がウクライナへの侵略をやめないロシアとウクライナ情勢について、「紛争」と言い、総理大臣に「紛争」でない国際法を破る侵略行為だと言い変えられた一幕がありました。 与党を追及する側の花形の野党議員であっても、今回のロシアの暴挙について、きちんと認識していないのだなと、情けなく思いました。
かっては湾岸戦争や9・11後のアフガニスタンへの後方支援などなど憲法上の解釈をめぐって与野党が激突した懐かしい時代もありました。今回のロシア・プーチンのやり方には弁解の余地がありません。道理がなく、理由もありません。個人的な野心・空想としか思えません。
日ごろ、ロシア寄りの研究者や国会議員、安倍元総理らはこの機に乗じて、核の共有論を拡散したり、ウクライナは戦力で劣っている、だから日本も軍事力の強化をするべきだなどなど、プーチン大統領を擁護するかのように振りまいています。本末転倒です。今、プーチン大統領は世界中を敵に回して、孤立しています。戦前の日本と同じように国内の反対勢力に対して弾圧をしながら、ウクライナに対する殺戮をやめません。
わたしたちは、日ごろの持論を横においてでも今は、ウクライナの戦火を止めるべく行動を世界の人々と連帯して行うときです。 国際女性デーはパンと権利、平和を求めるための日であり、すべてを破壊する戦争反対の意思表示の日でもあります。