国際司法裁判所、国際刑事裁判所もプーチンの戦争犯罪に対して 調査や審理を開始したと伝えられる中、国連総会が開催され、ロシアのウクライナ侵略に反対する国連決議が採択されました。賛成141か国、反対5か国(ロシア、北朝鮮、ベラルーシ、エリトリア、シリア) 棄権は中国やインド、ベトナム、イランなど35か国と言われています。ウクライナに進攻して1週間、プーチン大統領は一貫して「これしか選択肢はなかった」と進攻の理由にしていますが、とんでもないことです。説明がつかない理由が自分の心の中の野望がそうさせているのです。独裁者のおごりというものです。
昨日、アメリカのバイデン大統領の一般教書演説をライブで見ました。ウクライナ国旗の配色の服装やショール、国旗のワッペンや小旗など振っている議員など目につき、演説中には「USA.USA…」とシュプレヒコールもありました。 アメリカは部隊を直接ウクライナには派遣しないが後方支援に重点を置いているようです。同時にアメリカはじめEUやG7の国々(日本含む)は自国のリスクもある中で、経済制裁でロシアやそれに協力しているベラルーシと対峙しています。ウクライナはNATOに加盟申請しましたが、NATO軍もウクライナには直接派遣していません。不測の事態にそなえるという形で米軍もNATO加盟のフランスなども基地に集結しているようです。ドイツやスウェーデン、フィンランドなどはウクライナに武器の提供、スイスは個人資産の凍結など、かってないほどウクライナ支援とロシアの侵略に反対する制裁と連帯が広がっています。
どんな理由であれ、領土の拡大や、クラスター爆弾の使用などは国際法で厳しく禁止されています。ロシアはこれらの国際法を一方的に破り、国際法に違反しました。核の使用まで示唆する手あたり次第に暴力と破壊のかぎりをつくすプーチン大統領の侵略戦争、親ロシアの日本の人々も、ロシア国内からも世界中から即時撤退を叫び続けて行きましょう。ウクライナに平和を 犠牲者・難民をこれ以上出してはなりません。