2023年10月31日火曜日

燃料費・寒冷地手当支給で団体交渉申し入れ   ノベルズ

 30日付け、ノベルズに対し、寒冷地手当支給などで団体交渉を申し入れました。

ノベルズでは「退職金制度」もなく「寒冷地手当」もありません。私たちは毎年、極寒地域の上士幌にあって、冬期間、必要不可欠な暖房費や光熱費、ガソリン、灯油など北海道の事業所では当たり前の手当を要求していますが、いまだに実現していません。生活保護世帯でさえ、冬期間燃料費などを補助する「冬季加算」、「福祉灯油」手当など支給されています。

ノベルズとの「寒冷地手当」のたたかいは労働組合にとっては未解決な問題です。これまでも物価高に見合った特別手当なども毎年要求してきましたが、「経営会議で決まっていること」と門前払いです。ノベルズの経営会議のメンバーは地元出身の方ばかりのはずですが、寒冷地の実情を知らないはずがありませんが、あまりにも冷たく、無慈悲な態度に終始しているのです。

ノベルズには南半球に位置するインドネシアからの労働者もいるということですが、彼らにしても冬期間、北海道でも一番寒い十勝地方で過ごさなければなりません。Tシャツ1枚では過ごすことはできません。何かにつけて「冬対応」をしなければなりません。

ノベルズは700人の従業員がいるといいます。低賃金で長時間労働、必要な手当なし、労働条件は最悪です。労働者不足がどの産業でも言われていますが、ノベルズでも労働条件を改善しなければ外国人労働者でさえ、定着・確保は難しくなります。実際、現在、技能実習生の転職など法律で規制していますが、現在、柔軟な方向で検討・議論になっています。


  申し入れに対する応諾がありました。12月19日に行われます。