2023年5月26日金曜日

障害者就労支援事業所で、5000円のベースアップ手当支給!?

 「団交はしません。文書でやりとりを…」と見栄を張っていた事業所の組合員から4月の給料日に「ベースアップ手当があった」と報告がありました。基本給は変わらず、ベースアップは手当として加算されたようです。本来は基本給をアップすることがベースアップを意味しますが、残業代や賞与の基礎数字になるため、「手当」として支給するのは、かなり意図的なやり方です。

また、ここの事業所では社員がコロナに感染して休んだ場合でも個人の有給で消化させたり、ない場合は欠勤扱いして社員であっても給料を減額しています。コロナは法定伝染病であり、(当時も今も)軽症であれ重症であれ、一定期間出勤停止措置を事業所としてとるのが当然です。休んだ日数が欠勤となり給料が天引きされるとなると、感染者は踏んだり蹴ったりです。   障害者就労支援事業にも関わらず、社員の人件費を削るだけ削って 儲けの対象にしている実態、管理監督者の責任が問われる問題です。