2023年4月20日木曜日

(株)ノベルズ、今年はベースアップはなし。給料日も7月からは10日先送りに変更

 グループ全体で減収・減益。組織的再編・再構築急務

18日の団体交渉は、今まで、景気のいい話ばかり聞かされてきたうえ、労働者には雀の涙しか分配してこなかったノベルズですが、ここにきて、負の連鎖が続いていることを会社側参加者も認めました。

ノベルズグループはいわゆる6次産業を先駆的に切り開いてきました。 畜産、製造・加工と順調に来ていたように見えましたが、ここ数年、新たな事業に投資したり、奨学金制度や宣伝費など派手な活動を展開する一方で、私たち労働組合に対しては寒冷地手当や退職金制度などの要求には耳はかさず、団交や労働委員会では東京から弁護士を参加させるなど大盤振る舞いをしてきました。

ここにきて、様々な要因があるとはいえ、先を見通せず、減収減益となった今、労働者700人もいるというノベルズの社会的責任はどうなるのか、社長交代も含めて思い切った再構築が待ったなし状態です。