2023年2月26日日曜日

ウクライナ市民の無差別殺戮は戦争犯罪❣ ロシア・プーチンはウクライナから即時撤退を

 2月23日の国連緊急特別会合の決議(賛成141か国)をロシアは受けとめ、ウクライナから即時・無条件の完全撤退を


 ロシアはこれまでも周辺国に対して武力行使によって主権を侵害し、支配下におくという侵略行為を繰り返してきた歴史があります。ウクライナに対する侵略もそのような手法で2014年のクリミア半島の一方的な併合を皮切りに、ロシア化を進めていました。本来、領土の不拡大は第2次世界大戦の教訓から国連でも厳しく定められています。ロシアはこれを無視して現在まで隣国・ウクライナに対しての進攻をやめようとしていません。

 戦争開始1年の2月24日、世界各地で戦争反対のデモや集会が開かれたようです。開始直後の1年前に比べても反対の声は強まっているように思いますが。日本のメディアでは依然として侵略者・プーチン大統領の露出度が多く、ならず者の言い分を日常的に流しているのには怒りを覚えます。日本の国会議員にもロシアの無法を正当化する議員もいて驚くばかりです。

 プーチンはロシア国内の国民に対して、戦争(特別軍事作戦)をすすめる理由は西側諸国がロシアに対して攻撃しているとか、ウクライナの親ナチ勢力を一掃することなどと、根も葉もない嘘を並べて国民を丸ごと人質にする一方、戦争に反対する国民は捕まえ、裁判にかけられるという戦前の日本と同じことをやっています。障害者や犯罪者なども戦場に駆り出され、人間の盾となり弾除けになっているということです。プーチンは「人間はだれでもいつかは死ぬものだ」と自分自身を正当化しています。とんでもない人権意識です。

 わたしたちの生活もこの間、この戦争とコロナ禍、円安などで物価の異常な高騰に苦しめられています。年金も賃金も上がりません。生活に影響が出ています。1日も早くウクライナの人々が平和な日常に戻れるように、自由と民主主義を守らなければなりません。そのためには侵略者・プーチンが戦争をやめる決断しかありません。


今回の国連決議はロシアのプーチンによる戦争について的確に表しています。林外務大臣の国連での決議提案理由の演説も評価できるものです。