9日、市内の事業所で行われた「団体交渉」で、開始早々、統括部長が組合側の態度がどうだこうだといいがかりをつけ、会社社長も険しい態度で「畑中さんとは話はしません」と宣言し、それを繰り返し、あえて意図的な態度に出ました。
「このような態度は団交拒否と同じであり、不当労働行為です」との指摘にもどこ吹く風、誰かの助言か、会社側は計画的な態度に終始しました。
したがって、この事業所は職員がコロナで休んでも特別休暇はなく、病休もない、就業規則は「ネットで引っ張ったらいくらでもある」というしろもの。それらを担当しているらしい統括部長は終始、高圧的で強気の発言。しまいにはどこが間違っているんですかと開き直り、話は前に進みません。
社長は「話はしないが文書でやり取りしたい」と繰り返すのみ、明らかに対面での交渉を避けています。かって、このような姿勢の会社との団交があり、北海道労働委員会に何度もあっせんや不当労働行為で争ってきましたが、現在ではやっと不十分ながら交渉を行っています。それを思い起こさせるものでした。20分程度で不成立となりました。
交渉を拒否している以上、わたしたち労働組合はしかるべく対策を行います。
出席 会社側 代表取締役社長、統括部長 組合は委員長、副委員長そして当事者でした。