2021年10月13日水曜日

ノベルズとの団体交渉、 個人目標達成しても賃金アップはない という欺瞞(ぎまん)

 ■10月10日、通算19回目の団体交渉を行いました。前回の団交から東京の弁護士は出席していません。今回は人事部執行役員と法務担当、人事担当者の3人。組合側は執行委員長とノベルズ分会員全員が参加しました。

ノベルズでは今年から「新評価制度」によって賃金が上がるかもしれないという制度が導入されました。それぞれの部署で上司と相談しながら1年間の業務目標を掲げ、時期が来たら確認して目標達成したものはまず50%、あとの50%は会社が個人評価をして一定の基準で賃金があがるという内訳です。

■しかし、ここ数年、ノベルズでは「頑張れば給料があがる」と労働者にげきを飛ばし、目標達成していても個人評価がマイナスになり、賃上げは二けたどまり。組合員の怒りは収まりません。今回の団交では今年がスタート年だということで、人事部は奮闘していますが、納得できません。 

■また、降雪時の除雪業務を従業員が早朝出勤して行ってきましたが、その際、拘束時間まで勤務させていました。残業代は支払っていましたが、早く出た日は早く帰りたいという要求には応じるようです。

寒冷地手当や退職金制度についてはなんの前進回答はありません。

ノベルズにおいての「公平な分配」、「頑張ったら報われる」などは どこ吹く風のごとくです。