2018年9月26日水曜日

ノベルズ不当労働行為事件、誠実な交渉と健全な労使関係、パワハラのない労働環境の構築など盛り込み、「和解解決」

(株)ノベルズ(延與雄一郎代表取締役社長)の職場に労働組合ができたのは昨年2月、組合員の退職問題やパワハラ、不利益変更問題など交渉をしてきましたが、その間、組合からの要求解決で行き詰まり、不誠実な対応を繰り返していました。
組合は、昨年8月、道労委に不当労働行為救済を申し立てました。その間の経過については随時ブログでもお知らせしてきた通りです。

25日、帯広市内で行われた6回目の調査において、これまでの調査を踏まえて、労使が合意できる「和解案」が道労委担当委員から提示されました。検討した結果、労使双方がこれを受け入れることで「和解協定書」に調印し、和解解決しました。

「和解解決」については、労働組合、組合員にとっては妥協や使用者に屈することではなく、労働組合として団結してかちとった結果であり、今後のたたかい方で100%の要求実現が可能である道が開けたと前向きに受け止めることが大切です。
労働組合は数は力、その力でたたかわなければ「和解協定書」も~絵に書いた餅~ ノベルズの労働者にとってこれからが正念場です。