2018年9月19日水曜日

会社代理人・弁護士に引きずられ、12回目の団体交渉も何も決められないノベルズ

●9月17日、不誠実団交で北海道労働委員会に救済を申し立てている中、会社と組合は今後を展望して「和解協定」を目指しています。組合は新たな職場要求書の提出し、団体交渉を申し入れ、団交の場で回答を求めました。しかし、いままでも、代理人・弁護士と延與代表取締役から全権を委任されているという役員との回答には大きな開きがあり、弁護士がわざわざ会社の予算を使って東京・霞ヶ関から団交に駆けつける理由はありません。

■組合は今回、要求書で弁護士の出席を認めないし、団交への出席は無用との要求に対して、会社は組合が納得するような回答はなく、弁護士の出席が必要とする合理的な理由を何も示せませんでした。ノベルズは、延與代表取締役の下、会社の経費を湯水のように使用しているといわざるを得ず、いままでいみじくも団体交渉に出席していた元専務理事は現在、団交には姿を見せていません。彼は会社の顧問として、東奔西走しているということです。

●現在、労働委員会で「あっせん」中の組合員の不利益処分問題ではノベルズは社員から特定社員に身分を一方的に不利益変更処分をしました。現在、元の身分(社員)に戻せという要求に、理由もなく拒否し続けているのです。その一方で、手当たり次第に求人広告・募集しながら、目の前にいる希望するベテランの労働者を理由もなく不当に差別して、正社員に戻すことを決定できないのです。

■会社は延與代表取締役の旧態依然とした経営体質から、可視化した組織ずくりに体制強化しようとしている様子は伺えますが、肝心要の人材育成にはまだまだ後ろむきで理解に苦しむものでしかありません。組合対策は弁護士まかせでは出費はかさばるばかりです。
弁護士依存からノベルズは独立しない限り不誠実団交におわりは見えません。(自力更生は十分可能です)