2018年6月16日土曜日

(株)ノベルズ「あっせん」継続に

  会社代理人の手によって、
     相変わらずの優柔不断作戦展開中

▼15日の道労委「あっせん」は帯広市内で行われ、午後8時頃まで労使双方の聞き取りなど断続的に行いました。しかし、不調に終わり、次回に持ち越されました。
「あっせん」の事案はもともと係争中の不当労働行為事件の議題になっていましたが、被申立人のノベルズ代理人が一方的にこの問題を打ち切る暴挙にでたため、組合が「あっせん」をあえて申請して問題解決をはかろうとしたものです。

▼女性組合員の業務上のパワハラによる体調不良と休職、そして退職。もう1件は男性組合員の不利益変更問題です。どちらも組合や当事者からの訴え、要求に対して会社はまともな答え示してないだけでなく「パワハラはなかった」「特定社員にしたのは本人の申し出だった」と繰り返すばかりで、解決しないまま、先送り状態です。

▼ノベルズは現在不誠実団交で不当労働行為事件として係争中にありますが、組合対策で代理人・弁護士の「巧みな技」で引き伸ばしされ、延與社長もほんろうされているのが実態です。問題が解決されないまま労働者が時を過ごすのは「針のむしろ」です。働く意欲のある労働者を評価できない会社の経営体質が問われることでもあります。