2018年6月26日火曜日

ノベルズ労働環境、一進一退の足ふみ状態

11回目の団体交渉、会社代理人、組合掲示板は「認めない」の一点張り。

▼6月25日の団体交渉は組合執行委員含む8人が出席しました。冒頭、一部経営側役員が組合と分会長に対する差別、蔑視発言をしたことで分会独自で交渉した結果の報告がありました。しかし、国会証人喚問なみに「忘れた」「覚えてない」などの発言を繰り返し、その件での謝罪もないことから、不当労働行為として労働委員会に申立も辞さない意思であることを伝えました。

▼また、ノベルズでは部門別に業務上の1年間の目標を持たせ、「達成したものには貢献ボーナスを支給するからがんばれ」と鼓舞しておきながら、達成した者には上司のお気に入り指数で支給されていない問題が継続してあります。これから先は改善し、わかりやすくするというものの、いままで頑張って分は支払わないと、これも会社代理人の独自の見解を話すのみで、団交出席者からは「詐欺だ」「約束しているなら支払うべきだ」などの声があがりました。

▼現在、改善され運用している従業員の休憩室に組合掲示板の設置について、会社代理人は頑なに便宜供与しなくても「不当労働行為にあたらない」「認めたくない」と繰り返しました。他の出席役員は「再考します」「やり方のタイミングで」と柔軟な姿勢の発言もありました。この問題では対労働組合についての認識の差が出ています。アジアからの外国人労働者と共に働く職場にあって、職場の労働組合周知は会社にとってもいいことです。現在なお、不誠実団交を繰り返しているノベルズのやる気度数が問われている問題に足踏み状態です。