2018年3月24日土曜日

(株)ノベルズとの9回目の団交!「交渉請負人」、弁護士バッチをつけずに団交出席。組合側の猛攻撃で反論できず  渋々つける不思議な光景!?  

■不誠実団交で、北海道労働委員会に不当労働行為救済を申立て、現在係争中の今回の団交を前に、組合側は今週、上士幌町内で街頭宣伝と2度目のビラまき行動を行い、23日の交渉に臨みました。会社側は「交渉請負人」の弁護士と延與社長の全権を受け継いだという千田統括管理部長、細野法務部長の3人に対して組合側は10人で臨みました。

■今回も延與社長と名塚専務理事の姿はありません。組合側からの追求に「交渉請負人」は一切理由を語らず「来ません」の一言でなにも語りません。ノベルズ分会は事前に組合員の意見を集約しており、それについて、まず分会長が発言しました。

■大雪の際に早朝出勤し、除雪業務を行った残業扱いについて、上司のパワハラ発言と組合員に対する差別的な発言、組合員だけに日報を強要する件、業務上で必要な各種資格免許取得についてなど、どれも組織的に改善されていない業務上の問題点を指摘して回答を求めました。

■会社は除雪についての早朝出勤対応はルール化して改善する方向。現場労働者の意見や現状を無視して業務命令だけで評価される矛盾した現場の状態の改善をするため、上司を含む関係者が同席した会議を設定する。日報の実態の調査など、組合員の前向きな要求がとりあえず改善する方向で検討することを約束しました。

休憩室の拡充は進めるが、組合掲示板や資格手当、
   寒冷地手当は認めない未熟なノベルズ

○ 今回、組合は監督署に提出する就業規則の労働者代表の氏名、労働分配率、役員報酬などがわかる資料の提出を求めました。会社は開示しましたが、検討が必要な形式的な数字しか示していません。労働者代表になった経緯についても回答がありません。団体交渉を何度もやって、労働組合と対峙していながら、組合掲示板を認めないのは理解できません。参加した組合員からも「会社側としても組合と交渉した結果を全社員に知らせるべきではないのか」と厳しくいわれ、千田部長が、今まで在籍した会社には組合掲示板も組合の部屋も「ありました」と回答しているのに、何をためらっているのでしょうか。理屈が通りません。

交通費の見直し、やっと実施か

○今までの交渉で「確認書」にも明記してある交通費の見直しですが、やっと、改善策で実施されるようです。組合員の声をよく聞いて、「交渉請負人」の手を借りなくても労働者を大事に、職場は改善されるという常識をノベルズの幹部は理解してもらいたいものです。
時間の超過で全部の議題が終わらず、4月に10回目の団交を行うことで合意しました。