2018年2月20日火曜日

(株)ノベルズ不当労働行為事件、3回目の調査

●19日、帯広市内で調査が行われました。組合側は申立人と補佐人6人が出席し、会社側は延與代表取締役と代理人・弁護士、千田取締役と細野法務部長の4人が出席したようです。名塚専務理事は欠席でした。

●組合側は1月22日の団体交渉の内容を報告し、団体交渉はやるが全く誠意がない会社の姿勢について事実に基づいて報告し、分会員もそれぞれ現場の状況など詳しく発言しました。この間、一年あまり、会社と組合は団体交渉を通して「確認書」を交わすなど一定の合意がありましたが、その後は「確認書」の確認事項すら不誠実団交によって意図的に引き伸ばされています。

しかも、この間、不利益変更処分や組合員の退職問題が未だに棚に上がった状態であり、会社側の優柔不断な対応がなにもすすまない諸悪の原因になっています。

組合、上士幌町内で一斉ビラまき行動       

●2月16日午後、組合員4人で上士幌町内の各世帯にノベルズの労使問題の現状を訴えるビラの配布を行いました。内容は「延與代表取締役社長が団体交渉に出席しないで、霞ヶ関の弁護士に丸なげしていいのか」と、いうもので、現在不誠実団交で北海道労働委員会に救済を申立している現状などが記載してあるものです。約500枚配布しました。

19日の労働委員会の調査には延與代表が出席  効果あったのか!?

●ひたすら代理人・弁護士に丸なげして、雲隠れしていた延與代表でしたが、ビラの効果かどうか定かではありませんが、調査に出席したとのことです。ビラを見た町民からは「これでは生ぬるい、もっといろいろあるんだから厳しく書いて知らせるべきだ」と叱咤激励の言葉が寄せられています。組合は段階的に宣言行動を強める計画です。