2024年1月17日水曜日

障害者就労支援施設でタイムカード器設置・稼働開始

 昨年3月に組合員の職場である事業所に「要求書」を提出していましたが、今年の入ってタイムカード器が設置されて、16日から使用しているとの報告がありました。労働者もこれによってある程度は緊張して時間管理ができるというもの。今までとは大違いです。

 この事業所では1階と2階が作業場になっていますが、冬場は特に寒く、トイレは男女兼用で1か所しかなく、労働安全衛生法(労安法23条)からしても問題です。現在1か所増築工事が予定されているそうですが、労働者や利用者にとっては早急な解決が望まれます。

 また、作業する際の仕事着もなく、私服で業務を行っています。法定伝染病(コロナやインフルエンザ)で休んでも、1日以外は有給処理か欠勤扱いとなり欠勤となれば給料から天引きされます。組合は法定伝染病にかかった場合、体調がよくても一定程度休まなければならないので他の事業所同様に特別休暇を保障するよう求めていますが、「民間の中小企業なので特別休暇は設けていません」と開き直った回答にはあきれますが、全国の95%は中小企業です。やらない理由にはなりません。今後、労務管理をお願いしている社労士や監督官庁の十勝振興局などと相談して改善してもらいたいものです。頭を悩ます問題ではありません。