2020年11月15日日曜日

ノベルズ不当労働行為事件(中労委令和2年(不再)第38号) 組合側、「補充申立書」を中労委に送付

 11月10日付けで、中央労働委員会(中労委)に「補充申立書」を代理人名で提出しました。

「補充申立書」は先に北海道労働委員会(道労委)が下した「棄却命令」を不服としてすでに期日までに提出した「再審査申立書」と連動し、その理由を具体的に主張をするもので、組合側代理人弁護士名で提出しました。

「補充申立書」の主旨は、ノベルズ(延與雄一郎代表取締役)代理人・弁護士に丸投げした「団交チーム」イコール「二重構造」にみられるノベルズの団体交渉対策によって寒冷地手当交渉での不誠実な対応は、団体交渉出席者の発言や、証人尋問での証言によっても裏付けられている事実を示し、道労委の判断に対して全面的に争う立場を表明しています。

「…道労委は、この事件に関して参与委員を労使それぞれ複数配置して10回の調査と証人尋問、その後の調査を2回行って意気込みを見せてくれたが、結果、「不誠実な対応であると認めることは出来ない」との結論は、何らかの対応さえすれば不誠実な対応であるとはいえないと評価しているようなものであり、到底認められない。」としています。