道労委不第19号・20号事件の4回目の調査が4月16日、帯広市内で行われました。前回の調査で会社側が組合員の不利益処分(降格問題と賃金など)問題について「不調」に終わったことから組合側は組合員が会社を提訴することを明らかにしました。すでに訴状は受理され、釧路地裁帯広支部で口頭弁論に向けて準備が進められています。(5月17日)
また、これと並行して労働委員会では2つの事件の証人尋問の準備に入りました。このため、組合は正式に代理人・弁護士に依頼し、証人や証人尋問内容などの検討を進めています。ノベルズ側は組合員の降格問題を団体交渉や労働委員会での解決を渋り続け、結果、裁判闘争にまで至った不誠実な対応と姿勢は、ノベルズの常態化している労働者いじめとブラック体質が表面化し、同時に社会的な責任と道徳観が問われることになるものです。
帯広地域労働組合は、裁判と労働委員会の並行したたたかいを勝利するために全力で奮闘するものです。