★ひとりはみんなのために みんなはひとりのために ★働けば暮らしていける賃金を
★パワハラ・セクハラのない職場環境に
リーマンショックから派生した派遣切りなど歴史的な事件が噴出した2008年、帯広地域労働組合は結成されました。あれから丸10年の歳月が流れましたが、今では労働者は不足し、外国人労働者や定年延長までして労働力を確保しなければならない国策の失敗が労働市場の深刻な実態を反映しています。はたらくものの権利と、要求実現めざし、組合の存続の危機も乗り越え、政党の意向で決定が歪められるようなことのないように、労働組合の原則を守り続けてきました。問題解決すれば退会するというジレンマもありますが、本当に困っている労働者が正当な要求を誠実に勝ち取るには自らたたかうしかありません。労働組合は自らの問題を組合の力で一緒にたたかうというのが基本原則です。 こうして今年もひたすら過ぎようとしています。
12月11日、11回目の定期大会はノベルズの組合員など参加して開催されました。直前に富国生命の不当労働行為救済命令などもあり、この1年を振り返り、賑やすぎる大会となりました。執行委員長から1年のまとめや活動方針、決算予算、役員などの提案があり、全ての議案が採決されました。年末のノベルズ不当労働行為事件の労働委員会調査を皮切りに、新しい年も団結してがんばろうと、書記長がスローガンを読み上げ、誓い合いました。